学校紹介CONCEPT

学校紹介

 麻生津は、古くから豊かな自然に恵まれ、人々の営みにより伝統や文化が築かれてきた地です。古墳群が点在し、縄文時代・弥生時代の遺跡も発掘され、宿駅や宿場町として栄えていたところです。現在は、JR・福井鉄道・北陸自動車道・国道8号線・県道福井鯖江線が縦貫し、福井市の南の玄関口として重要な位置を占めています。
 明治5年学制発布に基づき、浅水の東称名寺を借りて浅水小学校を開校、明治6年には場所を移り五校が開校しました。現在地に校舎を新築し統合されたのは、大正8年のことです。150年の月日が流れ、多くの人々と地域に支えられ、今の麻生津小学校があります。記録のある明治44年から令和6年の春までに、本校を卒業した人は11,274名。麻生津で育ち、自分の人生を拓いている かつてのあそうづっこが国内外で活躍しています。


 令和の時代、郷土福井を大切にしたい思いを膨らませ、未来を拓く子どもたちの資質・能力を育成するため、四つの柱で「あそうづ魅力発信プロジェクト」を推進しています。家庭・地域・学校の支えの真ん中で、あそうづっこは、歴史・文化・自然環境、人々の努力や協働を学び、感謝し、自らの力を出して未来を拓こうとしています。地域から感受できる夢や憧れが、自分たちで課題を解決しようとするイノベーション力の素地につながっています。

【歴史】麻生津で1300年前に生まれた歴史上の人物「泰澄大師」・・・

【文化】福井県立音楽堂「ハーモニーホールふくい」を中核とした音楽のまちづくり・・・

【人物】粘り強く福井県の眼鏡産業の礎を築き、映画「おしょりん」のモデルとなった「増永五左衛門」 、子どもの頃の夢を叶え大リーガーとして活躍中の「吉田正尚」選手・・・

【環境】SDGsの視野をもち、地域の農業や自然とともに歩む大切さ・・・

ハーモニーホールふくいにて 地域行事「観月の夕」

 




校歌

本校の校歌は、第10代目の内田繁校長(大正8~10年)が奔走し、作詞を国文学者の「藤井乙男氏」、作曲を「山田耕筰氏」に依頼し完成したとの記録が残っています。保健室の外にある石碑には、その由来とともに歌詞が刻まれており、今でも、子どもたちがその石碑横を通って登下校しています。

作詞:藤井 乙男
作曲:山田 耕筰


名に流れたる浅水の 学びの園に生いたちし
草の根ざしの深ければ 花の色香ぞ偲ばるる

朝に仰ぐ文殊嶺の 高き心を身にしめて
前途の光臨みつつ 誉を世々にかがやかせ

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