1968年に福井県で開催された国民体育大会の記録写真が本校に残されていました。本校前の歩道橋の横断幕と、日の丸の旗をもった子どもたちの姿があります。

福井県文書館の情報によると、「親切国体」のかけ声のもとに、多くの県民が他県選手のホームステイ(民泊)を受け入れ、大会を支えたそうです。テーマは「新しい時代をひらく国体」。1968年(昭和43)は明治百年にあたり、福井国体を通じてわが国百年の歴史をしのぶとともに、国体の開催がさらに新しい県づくりの原動力となることを願って、このテーマが定められたそうです。

当時の熱い思いやあたたかな関わりが伝わってきます。