4年生の社会科「伝統的な産業を生かすまち 越前市今立五箇地区の越前和紙」の授業です。校外学習で紙すきを体験した子供たち。越前和紙を未来につなげていくための課題(利益、跡継ぎ)について、解決策を考えていました。課題が面白いのか「パンフレットやチラシを配ってもっと買ってもらう」「紙すきを手作業ではなく機械化にすればいい」など、たくさんの意見が出ていました。

体験や地元の方との交流をとり入れていることや、自分の住んでいる県のことでもあるので、思いを持っている子がたくさんいるのでしょう。まだまだ言い足りないという感じでした。

グループで「くらげチャート」を活用することで、意見を集約(提言へ)することにつながっていました。現地に行き人や物事と関わることや、学びがいのある課題設定をすることは、自分事で考えをもち深めるために大切だと改めて感じました。また、写真入りの板書はとてもわかりやすく、子供たちはそれを見て話し合いをしていました。様々な学びのつながりが見られる授業でした。

12月13日付けの福井新聞に、福井市内のホテルでクリスマスツリーの飾りに越前和紙を取り入れ、県内外の宿泊客に飾ってもらうという試みが掲載されていました。また、和紙職人の映画が上映されることもニュースになっていました。くらげチャートにある子供の意見とも重なり、子供の発想は柔軟で素晴らしいと感じました。福井県の伝統的な産業の発展を考え、そこに携わる人の思いに寄り添う心を育成する授業は、価値あることだと感じました。